茨城県屈指の人気キャンプ場の1つ「小滝沢キャンプ場」を紹介。人気のポイントは無料&予約不要というところ!キャンプ場の多い茨城県内でも、無料・予約不要で利用できるキャンプ場はかなり貴重な存在です。
それだけでなく、注目すべきは自然豊かで最高のロケーション!本格派にもおすすめの大満足なキャンプ場ですよ。
そんな予約無しで行ける小滝沢キャンプ場ですから、混雑しないわけがありません。休日にキャンプへ行く場合、混雑状況やテントサイトなど気になりますよね。このページで基本情報やアクセス方法をはじめ、知っておきたい注意点やおすすめポイントなど交えて詳しく紹介していきます。
【小滝沢キャンプ場】超人気なのに無料&予約不要!1度は行きたいキャンプ場
茨城県高萩市にある小滝沢キャンプ場。無料・予約不要で利用できるキャンプ場として知られています。数多くのキャンプ場がある茨城県内でも、予約不要でしかも無料という場所はかなりレア。
茨城県を代表する紅葉の名所としても知られている「花貫渓谷」の上流部にあります。小さな淵が連なる花貫川。四季折々の自然の豊かさを直に感じながらキャンプを満喫してみてはいかがでしょうか。
川のせせらぎや鳥の鳴き声を聴きながら過ごせる。癒しの空間。
この花貫渓谷の吊橋がSNSでもよく見かける紅葉スポット。素敵です。花貫渓谷の紅葉まつり期間中はキャンプ場が利用できないので、紅葉時期は景色を楽しみに来るのもおすすめです。
紅葉の時期以外は年中利用可能。特にGW、夏は子供連れのファミリーキャンプで賑わいます。川遊びもできるので夏は本当におすすめ。気温が35度といった猛暑でも、キャンプ場の自然の中の水辺がすごく涼しく感じます。
女性の場合は少し肌寒く感じるかもしれませんね。なので、川辺のお散歩はすごく気持ちが良いですよ。
小滝沢キャンプ場の基本情報
住所:茨城県高萩市大能地内
利用料:無料
予約:不要
開設期間:年中
※紅葉まつり期間中はキャンプ・バーベキューの利用不可。
参考サイト:小滝沢キャンプ場 | 高萩市観光協会公式ホームページ
場内の設備
小滝沢キャンプ場内の設備や注意事項はこちらです。
場内施設:トイレ・炊事場・東屋
ごみ・灰・炭は全て持ち帰り
※直火禁止
※騒音など周囲の迷惑になるような行為は禁止
トイレは簡易水洗トイレ。駐車場の奥にあるトイレがキャンプ場から1番近い場所になります。男女別でトイレットペーパーの設置あり。
炊事場は屋根付きで、水道の蛇口は2つ。出るのは水のみ。こちらのお水は生水なので、飲用水としては利用することができません。
小滝沢キャンプ場の混雑状況は?無料・予約不要だから混む?
予約不要でしかも無料という魅力的なワードが並ぶキャンプ場なので、混雑しやすいのは間違いありません。GWや夏休みなど大型連休のときは場所取りも大変です。
比較的余裕がある時もあるので、そういったタイミングを狙って行くのもおすすめです。
休日に行くなら
小滝沢キャンプ場へ休日キャンプに行くなら、大型連休や紅葉まつり前後を避けるのがおすすめです。そういった連休を外せば意外と利用できたりします。とは言え、人気なので土曜日は混雑する可能性は高いでしょう。
・大型連休(GW・夏休みなど)を避ける
・日曜日がねらい目
・紅葉まつり前後を避ける
土曜日にキャンプで宿泊して、日曜の午前中に撤収していく方が多く見られます。なので、日曜日の10時過ぎ、11時とかもおすすめ。前日宿泊した方たちが帰るタイミングを狙って行くという。すると駐車場もテントサイトも余裕が出てきて、案外場所取りもサクッとできたりします。
小滝沢キャンプ場の知っておきたい注意点
- 水道水(生水)は飲用不可
- 直火禁止
- 炭・灰・燃え残りなど必ず持ち帰る
- ゴミも持ち帰る
- テント内にゴミを置く
- 夜中の騒音禁止
炊事場の水は生水
小滝沢キャンプ場の炊事場にある水道水は、生水であるため飲用水として利用することができません。そのため、キャンプ場へ来る前に水を汲んでくるか、浄水フィルターを持参することをおすすめします。
持ち歩けるランプ必須
夜、トイレに行きたくなった場合にランプは必須です!キャンプ場入口の近くには外灯がありますが、そこに行くまでが暗いので懐中電灯などライトを持っていると便利。
夜の環境
キャンプ場内の夜は、お子さま連れのファミリーキャンプの方が多いと22時くらいには静かな雰囲気。来ている年齢層によるかもしれません。無料キャンプ場なので、夜中賑やかなこともあるのかも…。もちろん深夜の騒音行為はNG。
ごみはテント内に
基本ごみは持ち帰りです。燃え残りや炭や灰も持ち帰りましょう。
また、ゴミはテント内に置くようにします。夜中に獣が寄ってきて荒らされるケースもありますからね。
無料なので快適な設備があるわけではありませんが、とても良いキャンプ場で評判です。しかし、口コミを見ていると利用者の中にはたまにマナーの悪い方もいるようですね。
ルールを守れない方がいると、せっかくの素敵なキャンプ場が有料化されたり、閉鎖ということにもなります。利用するなら、最低限のルールを守って、気持ちよく楽しく過ごしたいですよね。
【初心者向け】小滝沢キャンプ場に持って行きたいおすすめアイテム
キャンプ・アウトドア初心者の方へ、快適にキャンプをするためにおすすめのアイテムを紹介。
焚火台
焚火台は見た目もお洒落でキャンプの人気アイテム。組み立ても簡単なものが多く、BBQも楽しめます。コンパクトで使い勝手の良いものから、大きいサイズまであるので、サイズで選んでも良し、見た目のカッコよさで選んでみても良いのではないでしょうか。
レンタル用品の無い、さらに直火禁止のキャンプ場には必需品ですよ。
ポータブル火消し壺
キャンプに慣れていない方はもちろんですが、炭の処理は意外と煩わしいものなんですよね。火消壺があると熱い炭でも中に入れて蓋をするだけで鎮火することができます。10分くらいです。しかも、次回のキャンプに炭が使えるので、炭の扱いも格段に楽になりますよ!
コンパクトなものでもバーベキュー1回分程度の炭が入ります。
アウトドア用浄水器
小滝沢キャンプ場のように、生水で飲用できないという場合に便利なアイテム。また防災グッズとしても持っていると安心ですね。
使い捨て食器洗い洗剤シート
使い捨ての食器洗い洗剤シートも便利ですね。
小滝沢キャンプ場の天気と服装のポイント
小滝沢キャンプ場へ行く日程が決まったら、天気はしっかりチェックしておきましょう。夏はいくら暑くても、小滝沢キャンプ場や渓谷を散策していると意外と涼しく感じることがあります。
特に女性や小さいお子さまは、気温が高い日でも羽織るものを1枚持っていると安心です。
小滝沢キャンプ場へのアクセスと駐車場
所在地:〒318-0103 高萩市大能地内
電話:0293-23-7316
JR常磐線高萩駅からタクシーで約25分。常磐自動車道高萩ICから20分。
車でのアクセス方法はこちら。
- 常磐自動車道の高萩ICを下りる
- 県道67号線の下君田方面へ左折
- すぐ出て来る交差点を大能・花貫ダム方面へ左折
- 高速道路沿いの道を進み、突き当りの県道10号線を左折
- さらに突き当り国道461号線を大子・常陸太田方面へ右折
- 花貫ダムを過ぎて花貫第一トンネルから第二トンネルへ
- トンネル直後の交差点を左折すると土岳登山口の前に到着
駐車場情報
小滝沢キャンプ場は登山口前に駐車場があります。約10台程度のスペースです。この他に「高萩市営大能駐車場」という場所もあります。国道を200mほど進むと右側にあって、45台ほど駐車可能です。
小滝沢キャンプ場は駐車場も通年無料!
小滝沢キャンプ場でしたい川遊び・お散歩
小滝沢キャンプ場では、自然が素晴らしい場所なのでぜひ満喫していただきたいところ。
花貫渓谷の上流部に位置するキャンプ場。小さな淵が連なる花貫川と枝を縦横に広げた広葉樹に囲まれ、四季折々の豊かな山の自然を楽しむことができます。夏はすぐ下を流れる花貫川が、子供たちの人気の場所。浅瀬が続く淵で気軽に水遊びを楽しむことができます。
小滝沢キャンプ場は花貫川沿いにあるので、暑い夏は川遊びがとても気持ち良い!川がすぐ目の前を流れるテントサイトがあるので、場所が取れたら最高ですね。川遊びができると子どもも楽しんでくれること間違いなし。
すぐ目の前で川遊びができるので、ゆったりと過ごしながら遊んでいるのも見守ることができます。
花貫渓谷を散策
小滝沢キャンプ場内から花貫渓谷にかかる汐見滝吊橋への遊歩道があります。駐車場横のお手洗いの脇から遊歩道が続きます。距離は約300mくらいでしょうか。整備された道なので気軽に渓谷を散策することができます。
紅葉の名所として知られる花貫渓谷。新緑の時期もおすすめです。
花貫渓谷の紅葉や新緑についてはこちらサイトを参考にしてみてください。
土岳登山
キャンプ場は土岳山登山口のすぐ前に位置しているので、キャンプの他に登山をすることもできます。
土岳は標高599m。山頂までは約1時間半ほど。自然豊かで植物の宝庫!山頂には公園ぽく整備されており、展望台もあるので景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
同じ土岳山には「けやき平キャンプ場」もあります。こちらも知る人ぞ知る穴場キャンプ場なので気になる方はチェック!
さいごに
茨城県の人気キャンプ場「小滝沢キャンプ場」。近年、無料&予約不要で利用できるキャンプ場はかなり少なく、貴重なスポットなのではないでしょうか。四季折々の自然を楽しむことができ、ロケーションも最高で本格派も大満足できるキャンプ場です。
高規格で快適にキャンプができるという所とはまた違った魅力があるので、1度は訪れることをおすすめします。
【参考サイト】
高萩市観光協会